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涼しくなったらカメムシにご用心!
英語では“stink bug”(臭い虫)…そのまんまかい!

※注意!
今回の記事では虫の画像が出てきます。苦手な方はお戻りください。

    

皆さん、こんばんわ!

お彼岸も過ぎ、涼しく過ごしやすい季節が続きますね(^^)

ただ人間が過ごしやすいということは、生活圏が重なる他の生き物たちにとっても過ごしやすい時期となると言えるでしょう。

例えば虫たちですね。鈴虫など風流なものですが、基本的に虫嫌いな私からすれば声だけにしといてくれっ!てなものです。

特に困りものなのがカメムシですね。

こいつらは稲や大豆を荒らす害虫でもあり、マジで存在意義が分からないと思っています。

   

目次

カメムシの種類

まずは私が最近よく目にしたカメムシたちを紹介していきます。

アオカメムシ

Glaucias subpunctatus s2.jpg

鮮やかな緑色をしている。それに騙されて触れようものなら強烈な瘴気をばら撒く

マルカメムシ

Acanthocoris sordidus

丸でテントウムシのような小さなカメムシ。洗濯物に紛れ込んでいることが多く、うっかり触れようものならば死の瘴気をばら撒く

クサギカメムシ

Brown marmorated stink bug.jpg

アオカメムシより大型のカメムシ。そのサイズと色から普通は避けられるが、無垢な子供や犬猫の興味は引きやすいく、触れようものならば地獄の瘴気をばら撒く

このくらいでしょうか?皆さんの住んで見える地域によって、見られる種類は違ってくるかもしれませんね。

   

実害について

カメムシの中にも草食のものと肉食(昆虫食)のものがいますが、草食のものは稲等を荒らす農業害虫とされています。また不快な臭いを発する衛生害虫としての一面も持っています。

カメムシの臭いは、自身も殺してしまうほどのパワーを持っています。臭いをかいで気分が悪くなった方はしっかり養生するようにして下さい。一部のカメムシの分泌液(臭い液)は皮膚炎を引き起こす可能性もあるため、皮膚炎を発症した方は病院に行ってください

また主に中南米の話になりますが、一部の吸血性のサシガメシャーガス病という病気を媒介することがあります。まさか日本ではないと思いますが、今後の気候変動やグローバル化によって入ってくる可能性もあるため、くれぐれもお気を付けください

    

対策について

殺虫剤を使用

カメムシを駆除しようとした場合、大事なのは分泌液を出される前に処理をすることです。冷凍系の殺虫剤が有効で、カメムシを対象にした商品もあります。今でも大変お世話になっています。

自滅を狙う

また変わり種の方法ですが、自分の出す臭いで駆除するという方法もあります。地面にとまっている場合ならばカップ等をかぶせることで可能な方法ですよね。

臭いの落とし方

手や家に臭いが付いた場合はどうするか。カメムシの臭い成分は油に溶けやすい傾向があるため、クレンジングオイルやオリーブオイルを馴染ませた後に食器洗剤等で洗い流す方法が有効です。オレンジオイル配合の洗剤もオススメです。

また、カメムシの臭いは暖めることで揮発しやすくなるため、洗いにくいものはドライヤー等で臭いを飛ばしてやる方法が有効です。

    

最後に

今回こんな記事を書いたきっかけは、先日帰宅途中に小さなカメムシ(おそらくマルカメムシ)が顔面に衝突した上にマスク内に侵入し、その中で臭いを発するという出来事があったためです。駅前で半狂乱になりました・・・

まったく、恐ろしい生き物ですね

今年の夏は雨が多く、比較的涼しかったような気がしています。冷夏の年にはカメムシが大量発生すると言われますので、皆さんお気を付けください!

ではでは!

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