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ナイフは小さな切先に命と明日をのせている
マンガやゲームから学べることもある

皆さん、こんばんわ。

11月も終わりに近づき、しっかり寒くなってしまいましたね。

寒くなってくると、心まで寒くなることも増えてくるような気がします。

今日は、好きなマンガから紹介したい言葉があったので、紹介します。

  

ポケットにナイフを入れていると・・・人は必ずそれを使いたくなる。

子供だってナイフひとつで人を殺せる。

私に刃を向けた者は、深く考えていなくともー

向けられた者は、それを絶対に忘れないのだから。

叩かれた程度でそれくらい痛い・・・刺されたらさらに痛い、そして死ぬ・・・

殺されたくないだろう、子供達。そして、人を殺したくもないだろう・・・

それからのおまえの人生は、殺されたのと同じだから。

心して聞きなさい、子供達よ。

「自分の命と明日」その重みを・・・ナイフはそのちっぽけな刃にのせているのです。

藤田和日郎先生の作品、『からくりサーカス』から

  

とある事件に巻き込まれて心身ともに成長した少年(主人公)と、それが気に喰わないいじめっ子

いじっめ子が主人公を校舎裏に呼び出して取っ組み合いのケンカになった際、ナイフを取り出したいじっめ子の取り巻き達に発せられた言葉です。

その後、取っ組み合いをしている主人公たちを示し、「普通はあれをしなさい。」と続きます。

©小学館、 藤田和日郎

ちょっと時代が違うので、現代では取っ組み合いのケンカも推奨されませんが、それでも大事なことだと思います。

残念ながらアニメ化でこの部分は省かれてしまいましたが、主人公の成長を描く上でも大好きなエピソードです。

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感想(0件)

  

イジメや悪口にしたって、やられた側はずっと覚えているものです。

  

恥ずかしながら私の場合、学校の道徳の授業よりマンガやドラマや小説から学んだことは多いと思います。なぜか学級図書にあった『火の鳥』(手塚治虫)の内容なんかは今でも覚えています。

私もいい年になり、結婚もしてないものだから今の若い子たち(小・中・高生)が何からどんな影響を受けているのかは分かりませんが、「文章や行間が読めない人が増えている」と聞くと不安を感じることもあります。

マンガやドラマ、小説なんかは勉学の邪魔になる娯楽として取り上げられてしまいそうな部分もありますが、情緒麺の成長のためには必要だというのが私の考えです。

特に若い人には色々なことや人に触れて欲しいと思いますし、そのために私自身ももっと発信できるようになりたいと感じています。

ではでは!

   

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