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XYLDよりJEPI?
まだまだある、米国高配当ETF

皆さん、こんにちは!

今日も投資関連のお話です。

以前の記事でも、BDC銘柄やQYLD/XYLDといった高配当ETFについてのお話をしましたね。

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その記事では私なりの考えとして

・QQQ<QYLD

・VOO>XYLD

という結論を出しましたが、そんなVOOとXYLDに新たな刺客が登場です。

   

目次

JEPIについて

というわけで、今回はJEPIという米国高配当ETFについてです。

正式名称は、JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカム ETF(JEPI)となっています。

S&P500の中でもボラリティの低い(商品の価格変動が小さい)100前後の銘柄に投資を行いつつ、一部でコールオプションの販売による利益も得る、といった戦略をとります。

つまりVYMとXYLDのイイとこどり!みたいな感じですね。

まだ新進気鋭のETFであるため(2020年5月より運用開始)、真の実力は分からない部分もあります。

  

他のETFとの比較

こちらはS&P500代表のVOO、カバードコール銘柄のQYLD、XYLDとの比較になります。

VOOQYLDXYLDJEPI
純資産(百万ドル)270,145.745,031.82753.814,881.25
配当利回り1.28 %11.38 %9.57%7.13 %
分配金回数/年4121212
経費率0.03 %0.67 %0.60%0.35 %
楽天証券より

同じくS&P500銘柄を対象にカバードコール戦略をとるXYLDと比較した場合、配当利回りでは劣りますが経費率の安さでは勝っていますね。

また、その他のS&P500高配当銘柄と比較すると下記のようになります。

VYMHDVSPYDJEPI
純資産(百万ドル)39,190.047,181.135,025.744,881.25
配当利回り2.82 %3.58 %5.21 %7.13 %
分配金回数/年44412
経費率0.06 %0.08 %0.07%0.35 %
楽天証券より

経費率は高いですが、配当は直近では頭一つ抜けている印象ですね。

分配が毎月行われるのも、人によっては嬉しいところです。

   

所感

というわけで新進気鋭の高配当ETF商品、JEPIについての簡単な紹介でした。

この商品についての私の所感は、

「XYLDよりは上位の選択肢に入るが、’買い’ではないかな」

といったところです。

S&P500では分かりやすい・経費率が安い・実績がある、の3拍子が揃った高配当ETFが既に存在しています。

QYLDにおいては、NASDAQ-100における高配当ETFの選択肢が少ない、というアドバンテージがあります。しかしJEPIやXYLDにはそれがありませんからね。

  

カバードコール戦略やレバレッジなど、複雑な仕組みを導入すればするほど、市場の動きから価格や配当を読みにくくなる、という点も大きなマイナス点に感じられました。

    

今回は、個人的にも気になっていたJEPIについてのまとめでした。

皆さんも「理解できないものは買わない」という投資の基本ルールは大切にしていきましょう!

ではでは!!

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