セミリタイアへの道

勧誘されたことありませんか?
オフショア投資について~ITAを例に~

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皆さん、こんばんは!投資1年生のHyuroです!!(←認知度アップのため今後入れていこうかと考えています)

お正月も働いている皆さんはお疲れ様です!

お休み中の皆さん、今年は昨年に比べて会食などしやすくなっていますね。しかし羽目を外し過ぎていませんか?

年越しの渋谷の様子など見ていると、第6波も遠くないかな…なんて感じてしまいます。

  

さてさて、そんなこんなで「久しぶりに友人と会える」なんて人もいるかと思われますが、そこで怪しいネットワークビジネスや投資に誘われたりしていませんか?

昨今、経済的な混乱から副業や投資を始める人が(私も含めて)増えていますが、それに便乗して悪い稼ぎ方をする人も出てきています。

今回はその中でも、よく聞くオフショア投資について記事にしていきます。

  

オフショア投資とは

そもそも「オフショア投資」とは何でしょう?

「オフショア(offshore)」とはビジネス業界では「海外の」みたいな意味で使われていますが、こと金融業界では「租税環境の優遇国あるいは優遇地域」を指します。

タックスヘイブン(租税回避地・低価税地域)」とも呼ばれることがあり、そこに機軸を置いて投資や事業をすることで、収益を得ても税金がかからない/少ないといったメリットを受けることができます。

  

IFAの存在

そしてオフショア投資で多くの場合に重要になってくるのが、IFAと呼ばれる人たちの存在です。

IFAとは独立系ファイナンシャルアドバイザーの略で、特定の金融機関に属さず、投資に関するアドバイスや金融商品の説明と販売仲介を行う人たちのことです。アメリカでは30年以上前から一般的な存在になっています。

オフショア投資は個人で始めることができない(らしい)ので、仲介販売者としてIFAの存在が必須になってきます。

ただし、自身の利益のために管理費が激高な金融商品の契約を、十分な説明もなく迫ってくる人がいるから問題になっているんですよね…。酷い話しだと、IFAがバックレたと話題になることもあります。

  

具体例

オフショア投資の商品として、有名どころではRL360(ロイヤルロンドン)メティスPA(プレミアムトラスト)などがありますが、今回は私が前に声をかけられたITA(インベスターズトラスト)さんの例を出していきます。

ITA(Investors Trust)について

ITAは西インド諸島にあるイギリス領のケイマン諸島に籍をおく保険会社です。

2002年設立と、非常に若い保険・金融会社となっていますね。

お察しの通りケイマン諸島はタックスヘイヴン(租税回避地)であり、そのため過去には色々あったようですが、現在はOECD(経済協力開発機構)IFA(国際通貨基金)の監査が入り正常化されているようです。

IFA多すぎ問題

資産については、バンク・オブ・アメリカというアメリカ最大級の金融機関で管理しており、資産の安全度が高いとことも売りのひとつにしています。

また、AMベスト社という格付け会社がA-という高い評価をつけているとも謳っています。

ここまで聞くと良さそうですね…

  

商品について

ITAにはいくつか商品がありますが、エヴォリューションS&P500インデックスをメインにしているようです。

エヴォリューション

こちらは世界の150以上のファンドを選び、月100ドルから積み立てて投資していく商品となります。

日本からアクセスできない投資商品に直接投資することができ、リスクもありますが他にはない利益を獲得できる可能性もあるようです。

手数料が他の海外積立商品と比べて安いことや、ロイヤリティボーナスとして拠出金の5~7.5%のボーナスが付与されることが特徴になっています。

海外商品であるためどうしてもIFAの存在が必要で、そのため手数料も高くなりがちですが、その分をボーナスで補っている感じですね。

面白くはありますが、難しい投資上級者向け商品な気がしますね。

S&P500インデックス

こちらはS&P500指数に連動したインデックス投資を行っていくコースで、毎月200ドルから積み立てが可能です。

こちらもエヴォリューションと同じくロイヤリティボーナスを受け取ることができ、また運用が上手くいかなった場合でも10年コースでは100%~20年コースでは160%の元本保証を受けられるのを特色としています。

個人的に元本保証という文字は魅力的ですが、そもそもS&P500のインデックス投資だったら手数料の安い投資信託を自分で買った方が良いかな、とも感じます。

   

まとめ

こんな感じでいかがでしょうか?

今回は縁があったITAを取り上げてみました。商品としては意外と悪くなさそうでしたね。

ベストでは無いかもしれないが、ベター寄りではある…って感じかな?

   

しかし各社で特色があり過ぎて、これだけで「オフショア投資」自体の良し悪しは分かりませんでした。

検索ではすぐに”オフショア投資 詐欺”とか出てきがちですが、今回調べてみた範囲では

「オフショア投資そのものも難しいけど、決して悪ではないのかな」というのが私の感想です。

  

ただし内容が複雑なだけに、紹介者もしくはIFAが

①初心者に

②十分な説明なく

③契約者ではなく自身の利益を優先して

契約や口座開設をさせようとしてきたときは、さすがに要注意かとも思います。

煽って、焦らせて、自分の思うように相手をコントロールしようとするのは、詐欺師の常套手段です。(セールス等でも使われますが…)

「分からないものには投資しない」

というのが投資を行う上では大前提になります。

もしも紹介者が親しい人で、関係を壊したくないと考えるのであれば、

「ゴメンナサイ、ちょっと考えたいので一旦持ち帰ります。」と伝えましょう。

それすら拒むようであれば、少なくとも相手はあなたではなく自分を優先に考えているということなので、切ってしまった方が良い気がします。

最後の最後に自分を守れるのは自分自身だけです。

適正なリスクを取りつつ、しっかり資産形成していきましょう!

ではでは!!

  

以下、参考になりそうな動画へのリンクです。

ナナコさんは、かなりフラットな視線でのアドバイスをしてくれていますね。
両学長はかなり厳しめですね(3年前の動画ですが)、それだけ悪質な紹介者やIFAが蔓延しているのでしょう。

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