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続・新NISAへの備え
今までの積み立て分をどうするか?

前の記事でも触れていましたが、2024年よりNISAの制度が新しくなりますね!

目次

新NISAについての私の基本方針

ひとつ、毎月できるだけ上限まで積み立てるべし!

ふたつ、成長枠は高配当より高成長を望めるインデックスに投資すべし!

というのは前記事で書いた通りです。

それでは、今までの積み立てNISAや投資信託や株式はどうしよう?というのが今回のテーマです。

この記事ではそちらに対する私の見解を書かせて頂きます。

※ちなみにこの記事は私の立場(旧つみたてNISA利用、年収400万円前後)から書いています。もともと一般NISAを使っていたり、そもそも普通にしていても新NISA枠を埋められる入金力があるような方には合致しない部分もありますので、ご了承下さいね。

 

旧・つみたてNISA枠

まずは旧・つみたてNISAの資金についてですね。

これに関しては、当面の間はホールド1択だと思います。

旧積み立てNISAで積み立ててきた分に関しては、無期限ではありませんが、それぞれ購入年から20年は非課税が続きますからね。

新NISA枠を埋めたいからといって慌てて売ってしまうのはナンセンスですね。

非課税が終わる20年後に取り崩していくのがベターかと考えています。

 

NISA以外の投資信託

それではNISA以外の投資信託についてはどうでしょう?

こちらに関しては、緩やかに取り崩しつつ新NISAの購入資金にするのが良いかと考えています。

普通に手数料+税金を取られる通常の投資信託商品は、NISA枠と比べると保持していても「勿体ない」というのが理由ですね。

全額売却してまとまった資金を得るのも手ですが、少しずつ取り崩した方がトータルで多くの金額を受け取れます。

定期売却サービスがある場合はそれを使えるとベストですね。

約10万円を月5,000円ずつ取り崩していく仮定で、約4,000円多く受け取れる計算になりました。

もちろん運用利率によって変動はありますが…

 

個別株・ETF

最後に個別株やETFについてです。

こちらについても、急いで売却・NISA枠で買い直す必要は無いと考えます。

NISA枠内で株式を購入した場合は配当金にかかる税金20.315%が免除されますので、それだけを聞くと「早くNISA枠に入れた方がいいじゃん!」となる気持ちも痛いほど分かります。

ただ、そのための株式売却には別途費用が掛かりますし、海外個別株についてはNISA枠での購入でも費用がかかる場合があります(国内株やETFは無料なことが多い)。

また、今後働く年数によっては5万円×12か月×30年=1,800万円と積み立てた方が現実的かつ効率的な可能性もあります。

「一刻も早くNISA枠を埋めたい、配当金にかかる税金を減らしたい」という想いはもっともですが、NISAの特性をより生かしたいなら配当はNISAとは別でもらった方が良さそうですね。

  

最後に

以上が、私の考える新NISAへの対策と既存資産に対する出口戦略でした。

もちろん投資目的・方針は人それぞれですが、皆さんの参考になれば幸いです。

それでは、Hyuroでした!!

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