私が本格的に投資を開始したのは2021年2月でした。気付けば4年目突入も見えてきました。
私の場合、コロナショックの最安値で株を買い始めるのことができた点が幸運だったと感じています。
そんな2年半の中、つみたてNISA、米国株、日本株を少しずつ買い集めてきましたが、そこで感じたインプレッションを書いてみようと思います。
新NISAが始まったり、コロナショックが空けたりして(?)、これから投資を始めようという方の参考になれば幸いです。
つみたてNISA(投資信託)
メリット
・非課税で購入、運用することができる
NISAの枠内での話ですが、非課税で取引できること点が明確な強みです。
米国株や日本株もNISA枠内で購入できますが、投資信託の再投資型が最も相性が良いことは、皆さん周知の事実ですよね。
デメリット
・リアルタイミングでの取引はできない
株価は常に変動を繰り返しますが、投資信託については取引のタイミングが決まっているため「今が底値!」というタイミングで購入することはできません。
『つみたて』として自動的につかうのが良いよ、ってことですね。
・現金化するタイミングが難しい
投資信託を最大限に生かすためには配当は受け取らず、再投資に設定することが重要です。
ただしその場合、どのタイミングで現金化するのかは悩みどころですね。
『老後資金』といったところで、実際に何歳まで生きられるのかは自分でも分かりませんから…
ライフイベントに応じて、必要な時にはしっかり引き出す勇気をもつことも大事ですね。
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米国(高配当)株
メリット
・円安ダメージを打ち消せる
米国株では配当金は現地通貨(ドル)で出されますので、円安が強くなるほど円換算の配当金は高くなります。
現状の物価高の一要因として円安があることを考えると、保険としての強みがありますね。
・配当金や成長に期待できる企業が多い
米国にはコカ・コーラやマクドナルド、ジョンソンエンドジョンソンなどもはや世界企業といってよい規模の企業が多数あります。
特にこれらのレベルで成熟した企業は配当金を多く出しており、また文化的にも配当として還元する動きが強いため成長途上の企業でも増配が期待できます。
デメリット
・購入タイミングが計りにくい
利益を最大化しようとすると株価と為替の双方を見なければならず、購入タイミングは難しいです。
米国株に関しては、10月~来年にかけて安値の買い時になるかも、と予測する人が多いですが、株価が安くなっていたとして、円安傾向が強いと結局高値掴みとなってしまいます。
現状でも時価評価額はマイナス、円換算ではプラスというねじれ現象が起きていますからね…

日本株
メリット
・株価の変動が(比較的)読みやすい
国内の企業なので、当然ながら関わるトレンドやニュースは耳に入ってきやすいです。
頻繫に売り買いをしたり、底値掴みをしたい方にとってはオススメかもしれません。
・優良企業の株も安く買える
最近は日本企業の株式も1株から購入できるサービスが増えてきています。
例えばENEOSやNTTなど、優良企業の株がタイミングによっては500円以下で買えることもあります。
低予算で始めたい方には勧めたいポイントです。
デメリット
・成長・増配の見込みについては…
長期的な成長については、日本全体の経済を鑑みても厳しいとする意見が多いです。
長期保持目的で購入するなら、成長性の優秀な企業をしっかり選んでいかなければいけません。
例えばあのウォーレン・バフェット氏は少し前に、5大商社の株式を購入していましたね。
・恩恵を最大限受けるためには資金が必要
日本株には昔から配当の他に『株主優待』という制度がありますね。
株主優待の多くは100株以上の保有が条件になっていることが多く、それ以下の保有では優待の恩恵を受けることはできません。
メリットの項で1株から購入可能となったと書きましたが、その辺りは考慮が必要です。
最後に
さて、そんな感じでいかがでしょうか?(何が)
新NISAの開始が迫り、まだ投資デビューをしていない方も一歩踏み出すチャンスが来ているのではないかと考えています。
まずはお小遣いの範囲から、少しずつ触れながら一緒に学んでいきましょう!
ではでは、Hyuroでした!!
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本格的に運用を始めて半年が経ちました コロナ禍や上がる見込みの少ないPTの平均年収に半ば絶望し、知人の勧めもあり資産運用を開始して早半年となります。 今回は、簡単にその経過報告をしてみようと思います...
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