皆さん、こんにちは!
11月になりましたね。今年もあと2か月を切りました。
という事は、新NISAが始まるまでそんなに期間は無いということですよね。
そろそろスタートダッシュの方針を決めておきたいところですが、皆さんはいかがでしょう?
本記事では、私の方針を書いていきます。参考意見のひとつにでもして頂ければ幸いです。
結論から言うと、私はNISA枠内でつみたて投信と高配当株を同時に買っていくつもりです。
証券口座は楽天証券で!
まずはどこの証券口座で新NISAを始めるか、という問題があります。
最近はSBI証券をオススメする声が増えていますが、私はこれまで通り楽天証券でいきます。
現状はSBI証券のサービスの方が優れている部分が多いですが、楽天証券も対策・改善してきてますからね。

この手の競争では、競争の末で最終的に同程度のサービスに落ち着くことが多いですから、長い目で見ればどちらが優れていてどちらが劣っているということは無いのかもしれませんね。
あと、楽天市場・楽天モバイル・楽天カード・楽天ペイ・楽天ふるさと納税…etcと楽天経済圏にドップリなもので…w
(追記)記事を書いている途中で、12月のSPU改訂(改悪)の報を受けました。えええええぇ!
NISA枠はインデックス積み立てと高配当の2刀流で!
まず前提として、今回の新NISAでは全体で1,800万円、そのうち成長投資枠として1,200万円の枠があります。
一度購入した商品を売却すれば、その分の枠が復活することも特筆するべき点ですよね。

この1,800万円を何で埋めるのかが重要になりますが、理論的には再投資型の投資信託を買うと良いと言われています。
通常の株やETFを買って配当金から次の株を買うと枠が埋まってしまいますが、再投資で投信の価値が上がる分には枠が埋まらないのが理由ですね。
なので最初の5年で1,200万円の投資信託を買い、その間は毎月10万円のつみたてを行う(もちろん再投資型で)+高配当投資はNISA以外の特定口座で行う、というのが理論的には最も効率的なんです。
ただしコレが全ての人にとっての最善というわけではありません。投資目的やライフステージは千差万別ですからね。
例えば私のように入金力に乏しい人間の場合、つみたて枠に10万円入金するのでさえ息切れしてしまいます。
インデックスと高配当でコア・サテライト戦略をやりたくてもこれでは厳しいです。
投資信託を定期売却する方法もありますが、売却を始めるタイミングや金額(倍率)の設定も悩ましいし、だったら配当金として貰った方が良いや!って感じにもなります。
何より、つみたてと取り崩しを同時に行うというのは少し滑稽ですよね。
前置きが長くなりましたが、上記理由から私はNISA枠内でつみたて投信と高配当株を同時に買っていくつもりです。
つみたて商品は楽天オルカンをメインで!
それでは、次は何を買っていこう?というのが問題になりますね。
まずはつみたて枠ですが、ここは最近登場した『楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド』を中心に据えようと考えています。
これはeMaxisSlim全世界株式(オールカントリー)と同じく『MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス』に連動しているファンドで、管理費用0.05775%というeMaxisSlimと同じ低コストも魅力です。

さらに楽天オールカントリーと同時リリースの楽天S&P500の2ファンドは、残高投信プログラムに対応しています。
還元されるポイントについての考え方は人それぞれですが、実質さらに管理費用が安くなるとも考えられますね。

S&P500かオルカンを購入したい場合、楽天証券ならばeMaxisSlimより上記2ファンドを選んだ方が良さそうです。
サテライトの高配当銘柄は成長枠で!
配当がある個別銘柄やETFについては、具体的な銘柄までは決めきれていません。
VYMとDGRWは買うとは思いますが…
あと、日本企業の株式も選択肢に入ってきます。
直近では米国株式が高騰している上に米国の先行きが心配、というのもありますから。
一時期は「日本はオワコン!」みたいな話題が多かったですが、最近では逆意見もよく聞くようになりましたね。
あと、米国株では米国での課税分はNISAで救済されないから、というのもありますね。

成長性とかは無視して管理費用や税率を考えれば、日本株が最効率という考え方もできますね。
1655や2559みたいに、海外の指数に対応する日本株商品も一考の価値がありそうです。
期間は入金力に応じて!
ちなみに1,800万円というNISA枠ですが、冷静に考えると大金です。
最短だとつみたて120万+成長240万=360万円×5年で埋められますが、まとまった資金が無いとなかなか大変です。
以下、入金額と枠が埋まるまでの期間、その際の自分の年齢の一覧です。
A.毎月10万(年間120万)+成長枠240万円 5年=約40歳
B.毎月10万つみたて(年120万)のみ 15年=約50歳
C.毎月7.5万つみたて(年90万)のみ 20年=約55歳
D.毎月5万円つみたて(年60万)のみ 30年=約65歳
E.毎月3.3万円つみたて(年40万)のみ 45年=約80歳
50歳ごろまでにセミFIREを目指す(取り崩しを始める)ならば、BかCは目指したいところですが…
というか、Eコースでは使い始める前にいなくなっている可能性すらあります。
未来のことは分からないので、何が最適かは分かりませんが…
毎月の給与の中から捻出すると考えると、なかなか厳しいものがありますね。
賞与が十分に出る方はそれで行けそうですが、当方は平均の半分ほどですので…(泣)
最後に
NISA枠として上限が設定されているからこそ、最後まで埋めたいし最効率を目指したくなるのが人情です。
ただ、お金は結局使うためにあるので、そこはバランスをとりながら制度を生かしていきたいですね!
ではでは、Hyuroでした!!

追記(楽天S&P500と楽天オルカンがコスト引き下げ!)
12月1日から『楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド』と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の信託報酬が値下げされると発表がありました。
これらの2ファンドはeMaxisSlimシリーズ等の同系ファンドを超え、業界最安値の信託報酬となります。
新NISAに向け、楽天もかなり力を入れてきているのが分かりますね!

すぐにSBIやUFJが追従するのは目に見えるようですが、業界の先陣を切るような取り組みを行う点は楽天の良いところですね。(楽天モバイルの件も含め)
12月~のSPUの改訂も、今回のように他のところでポイントを付けたかったからなのかもしれませんね。

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